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リモートワークは限定的なものではなく、感染症が終息してからも常態化するだろう。マネジャーはリモートを前提に、効果的なマネジメント法を検討する必要がある。チームの中に成績不振に陥ったメンバーがいた場合、どう対処すべきなのか。本稿では、そのための5つのヒントを紹介する。
大半の経営者は、新型コロナウイルスの影響が薄れれば、従業員は職場に戻ってくると信じている。だが、在宅勤務はなくならないだろう。実際、パンデミック前から非常に多くの人々(2019年の米国で約1000万人)が在宅勤務をしていたし、その数はパンデミック後も増える一方だと思われる。
一時的な在宅勤務にせよ、地域のブランチオフィスで働いているにせよ、あるいは地球の裏側での勤務にせよ、リモートで働くチームを率いているなら、メンバーの業績がいまひとつであることをリモート中だからといって見過ごすわけにはいかない。
成績の振るわない人をリモート環境下で管理するのは通常よりも難しい、と思うかもしれない(ズームで気疲れする会話を何度もしたいとは誰も思わない)。しかし、実は利点もある。廊下で最近の様子を聞いたり、あなたの執務室に立ち寄るのを待ったりできない代わりに、コミュニケーションの方法を計画的に組み立てる必要があるため、逆に、より効果的に対処できる可能性があるのだ。
成績の振るわない部下のパフォーマンスをリモート下で改善するために、あなたにできることは5つある。