ブランドの確立・活用が、企業価値の向上に不可欠になってきている。そのためには、その価値評価や業績との関係を数値で明確に示す手法が必要だ。そのうえで、ブランドの変化が業績にいかに影響するかを分析し、科学的なマネジメントを確立しなければならない。本稿では、ブランド情報を継続的に収集したヤング・アンド・ルビカムのデータベースと、企業価値向上に効果的と定評の高いEVA経営を融合して開発した、「ブランドエコノミクス」の手法を基に、新しいブランド戦略を提言する。
ブランドの確立・活用が、企業価値の向上に不可欠になってきている。そのためには、その価値評価や業績との関係を数値で明確に示す手法が必要だ。そのうえで、ブランドの変化が業績にいかに影響するかを分析し、科学的なマネジメントを確立しなければならない。本稿では、ブランド情報を継続的に収集したヤング・アンド・ルビカムのデータベースと、企業価値向上に効果的と定評の高いEVA経営を融合して開発した、「ブランドエコノミクス」の手法を基に、新しいブランド戦略を提言する。