既存企業が社会的にも影響力を持ち、新しい企業が生まれにくい日本。経済の仕組みを変えていくとともに、いま必要なのはアントレプレナーシップを持ち、起業にチャレンジしようという人材の総数を増やすことだ。ライブドア社長時代から、時代の寵児として注目を集めた堀江貴文氏。同社をめぐる証券取引法違反容疑で起訴され実刑判決を受けて収監されたが、2013年3月の仮釈放後も、宇宙ロケット・ビジネスをはじめ、多くの新規事業を生み出すべく精力的に活動している。学生時代から一貫して起業の道を歩み続ける堀江氏。なぜいとも簡単に起業ができるのか、失敗のリスクをどのように考えているのか。そして、次々と起業をしようとする原動力は何か。堀江氏は、いまや起業するリスクより起業しないリスクのほうが大きいと言う。稀代のアントレプレナーに、今日の環境での起業家としての生き方・考え方を聞いた。