2019年9月号
医師の「働きすぎ」を仕組みで解決する
患者のニーズを満たし、個人の働きがいも高める

医師の労働環境はあまりに過酷である。泊まり込みでの早朝深夜の対応は当たり前で、満足な休養を取れない人は多い。医師としての使命感だけで乗り越えられるものではなく、心身の健康を害したり、医療の世界を離れたりする人もいる。メディヴァの大石佳能子氏は、そうした現状に大きな問題意識を抱き、患者のニーズを満たしながら、医師の働き方を根本から変える医療変革に力を注いできた。「『赤ひげ先生』を仕組みでつくる」という目標を掲げる大石氏は、長時間労働が常態化して「働きすぎ」という自覚を持つことすら難しい世界を、どのように変えてきたのか。本稿では、医師の働き方を改善するだけでなく、働きがいを高めるために実施した取り組みが紹介される。
PDF論文:12ページ[約1,584KB]
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