(1)「自分のスイッチをオフにする」時間と場をつくる
外向型の人は、活動的に行動することで活力を充填するとよい。特に誰かと一緒に活動するのが効果的かもしれない。ソーシャル・ディスタンスを実践している間は、バーチャルな活動でもよいだろう。
また、自宅で仕事をしているときは、休憩を取ることを忘れずに。散歩に出かけたり、可能ならジョギングをしたり、あるいは初めて経験する新しいことを試みてもよい。ストレスを取り除こうとしているとき、デジタル機器を別室に置いておくとよいかもしれない。
外向型の人は、ほかの人たちとのコミュニケーションを絶やさないことも重要だ。その際は、音声だけでなく、ビデオ会議システムで話すようにしよう。
一方、内向型の人は、内省したり、没頭できる活動に取り組んだりするとよい。自宅の中に静かなスペースを確保し、そこで仕事をしたり、一人になったりしよう。
オンライン会議を減らすのも有効だ。ただし、ある程度はほかの人たちとのコミュニケーションを維持したほうがよい。
(2)情報過多に警戒する
感覚型の人は、立ち止まり、一歩うしろに下がって、物事の全体像に目を向けよう。「本当に重要なことは何か」を考えるのだ。
大量の情報の中で迷子にならないために、ほかの人たちとコミュニケーションを取り合い、意見を聞くとよい。また、すべての面で正しい行動を取ったり、完璧な在宅勤務環境をつくったりすることに固執しすぎてはならない。
直観型の人は、あらゆる可能性を検討することをやめにしよう。地に足をつけ、目の前のことにしっかり目を向けたほうがよい。
一度に一つのことだけを考えて、ほかのことに関心を奪われないようにすべきだ。在宅勤務をしていると気が散りやすいので、この点にとりわけ注意を払う必要がある。