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共感できないボランティア活動や充実感を得られなくなった勉強会の日が迫ると、適当な理由をつけて参加を見送ってはいないだろうか。もう出席する意志がなく、毎回断ることに罪悪感を覚えるようなら、きっぱり決別すべきだと筆者は主張する。本稿では、心からの自由と解放感を得るための4つのステップを紹介する。
それは、「そんな」関係性の一つだった。
私のスケジュールにはそのグループの会合が頻繁に組み込まれていた。最初の1、2年は熱心に参加していたが、その後は興味が薄れてきて、義務感で参加していた。そして、あるときを境にその会合を優先するのをやめた。旅行で疲れていたとか、友人と会いたかったとか、ほかにやることがあったなどの理由で。
ゆくゆくは出席するだろうと、どこかではずっと考えていた。でも、そうこうして何ヵ月も過ぎ、もう出席することはないのは明白だった。そのグループの「幽霊メンバー」になることは受け入れたものの、やめたと完全に認めてはいかなった。
それでいいと思っていた。でもその後、友人に触発されて、きっぱりとした態度で率直になろうという気持ちになった。このコミットメント(約束)ときちんと別れるや否や、優柔不断と回避の雲が消えたように心が軽くなり、自由になったように感じたことに驚いた。そして、いまの私には罪悪感はまったくない。
私の葛藤に、あなたも共感できるだろうか。
今年の春と夏の混乱で、あなたはおそらく何らかの活動やグループの集まりの機会を大幅に逸しただろう。私にとっては、身近で大切なグループと離れたことが特別苦痛だった。でもあなたは、それがなくても問題ないというグループも見つけたかもしれない。
それは共感しなくなったボランティア活動や、以前のように充実していない専門能力の開発グループ、優先順位が低くなったと感じる委員会かもしれない。週に1度の社内ミーティングなど、自分の意思にかかわらず出席しなくてはならない活動もあるが、選択の余地があり、すでに自分の心が離れているような任意の活動とは、きっぱり決別するときかもしれない。
あなたは何か当てはまるものが思いつくだろうか。もしそうなら、自分の意向を伝えただろうか。伝えていないなら、そのコミットメントと適切に別れることを強く勧める。
心から自由になるための4つのステップを教えよう。