ユーザーがお気に入りのポッドキャストや動画から重要な箇所をクリップして整理できる新製品があるとする。クリップすれば、保存し、分類し、一つの場所に集約できるというものだ。あなたはオーディエンスに向けたピッチをつくりたい。ピッチは以下のようなものになる。
では、セールス以外の例を見てみよう。あなたは、オフィス全体の環境に優しい取り組みを提案する職場の委員会に所属しているとする。屋上の使われていない部分にオーガニック菜園をつくるために地元の会社と契約するというアイデアを持っており、このコンセプトを委員会で採用するためにピッチをしたい。ピッチは以下のようなものになる。
上記の2つの例が示すのは、アイデアや製品、サービスを売り込む際に、相手に不快感を与えたり、長々と話したりする必要はないということだ。重要なのは、自分の立場を支える基盤となる強力なフレームワークを使うことだ。
では最後に。
もしあなたが、自分のアイデアを明確で簡潔かつ説得力を持って売り込むことができる、便利な4つのセンテンスの構成を採用できるとしたらどうだろう。
そうすれば、聴衆の興味をかき立て、耳を傾ける気持ちを喚起することができる。
たとえば、聴衆に、次のピッチでこの構成を活用するよう説得することもできる。
それだけではない。この構成は、ピッチの機会があるとわかっている計画された状況だけでなく、そうした機会が自然に発生するような、その場その場の状況でも使うことができる。
この検証済みのフレームワークを利用することで、簡潔で適切で、かつ説得力のあるスピーチが可能になり、自分の視点や情熱を他者と共有することを実際に楽しめるようになる。