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多彩な活動を支える原動力は何か
ロバート・ポーゼンの活躍は多岐にわたる。フィデリティ・インベストメンツとMFSインベストメント・マネジメントという2つの大手投資信託会社のトップ、弁護士、政府高官やロー・スクールとビジネス・スクールの教授を務めていた。また、著作もたくさんある。しかも、いくつかの仕事をかけ持ちすることも多かった。
それなのに、仕事に悲鳴を上げたり疲れ果てたりすることもなく、それほど忙しそうにも見えない。ポーゼンは、HBR誌やそのブログによく寄稿しており、それゆえ我々はその様子をよく知っている。何しろ我々が編集するより速く原稿を書くというのが編集部での評判である。
こうした経緯から、個人の生産性について何か興味深い話が聞けるのではないかと考え、彼に聞いてみることにした。その結果がHBRブログへの一連の寄稿であり[注1]、そこから仕事の生産性を高める6つの原則をまとめたのが本稿である。