2020年4月号
ハラスメントの悪循環をいかに断ち切るか
#MeTooを受けて広がったTIME’S UPの動き

2017年10月の『ニューヨーク・タイムズ』紙でハリウッドのセクシュアルハラスメントが告発され、その後アリッサ・ミラノがツイッターで呼びかけたことで、#MeTooは世界的なセクハラの告発運動に広がった。それに応答する形でTIME'S UP(タイムズ・アップ:もう終わりにしよう)という、セクハラ被害の撲滅運動が起こる。この運動の団体で要職にある筆者は、ハラスメントが企業にも害があることを論じ、セクハラ被害によって女性の力が削がれるために、そこでまたハラスメントが起こりやすくなるという悪循環を指摘する。この悪循環を断ち切るには、法律改正、ビジネス慣行の変革、文化規範の変革が必要と説く。
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