一日の始まりはシンプルな習慣から

 パンデミックの発生から1年近くが経ち、モチベーションや創造性を高めるポジティブな思考を持つことが難しくなっている。ポジティブさを失うと、すぐにバーンアウトし、疲弊してしまう。日々の生活に楽観的な見方を取り入れるには、2分でできる習慣が役に立つ。

 毎朝、PCを起動する前や通勤時に、次の3つのセンテンスを紙に書いたり、声に出したり、あるいは頭の中で考えるようにしよう。

「今日は〇〇に集中する」
「今日は〇〇に感謝する」
「今日は〇〇を引きずらない」

 必ず具体的な内容にすること。「母に感謝している」と毎日書いても意味がない。結局のところ、人が起きている時間は平均して1日1000分ほどで、そのうちのわずか2分で脳をポジティブな状態に切り替えることができれば、残りの998分間をより幸せに過ごすことができる。

邦訳:ニール・パスリチャ「朝2分の習慣が、毎日をもっと幸せに変える」

 

効率を上げるための4つの方法

 1日が24時間では足りないように感じる。生産性向上のためのハックが世界中にあふれていても、それは変わらない。限られた時間を有効に使うための4つの方法を紹介しよう。

 1つ目は、ミーティングをバッチ処理することだ。1時間ごとに中断しなければならないとわかっている時、目の前のことに完全に集中するのは難しい。会議は一度にまとめると、集中力が必要なタスクをこなす時間を確保することができる。

 2つ目は、キーボードショートカットを覚え、マウスやトラックパッドを使う時間を減らすことだ。小さなことのように思えるかもしれないが、長い時間で考えると大きな違いになる。

 3つ目は、環境を利用して、自滅的な習慣を変えることだ。一日中、携帯電話に気を取られて時間を無駄にしているなら、電話は別の部屋に置いておく。メールがワークフローの妨げになっているなら、通知を一時停止しよう。

 最後は、自分の原稿を音読すること。どのような仕事でも、1日に少なくとも1通のメールを書いているはずだ。自分が書いた言葉を聞くことで、書くプロセスがスピードアップし、明快になる。

邦訳:アマンサ・インバー「『桁外れな生産性』を実現する4つの習慣」

 

自己批判のサイクルを断ち切る

 自分に厳しくすれば、パフォーマンスが上がると考えたくなる。しかし、自己批判は放っておくと、自分の気分や集中力、生産性を台無しにする可能性がある。自身のパフォーマンスを評価する際は、以下の方法を実践し、よりバランスの取れたアプローチをとるようにしよう。

・一般化を避ける:特定のネガティブな出来事に焦点を合わせるのではなく、自分のパフォーマンスを総体としてとらえる。ベルカーブ(正規分布曲線)を思い浮かべてほしい。平均を下回る日もあるが、それは正常なことだ。

・成功する可能性のあることを考える:ネガティブなことに集中しないよう、ポジティブな「~したらどうしよう」という状況を考える。たとえば、「このアイデアがばかげているどころか、プロジェクトを前進させるブレークスルーだったらどうしよう」「この提案がチームの働き方に革命をもたらしたらどうしよう」「経営陣が私のプレゼンテーションを気に入ったらどうしよう」といった具合だ。

・自分の感情にタイムボックスを設ける:30~50分(恥などの感情が持続する時間)のタイマーをセットし、感情を存分に体験し、処理する。タイマーが鳴ったら、その感情を過去のものにして、前に進む方法を意識的に選択する。

邦訳:メロディ・ワイルディング「自分に厳しすぎる悪癖を断ち切る5つの方法」