今後重要なのは、それぞれの国とどう同化していくかではなく、お互いの意見の理解を深めたうえで、いかに自分の意見を提示できるか。既存の枠は取り払わなければならないということを、三者三様に、繰り返し強調されました。
最後に、これからの日本経済を作っていく上で、どういう人材が求められるのかという質問に対し、
児玉氏「国内外、自分の持っているものを、他人を巻き込んで変えることができること、変革を与えられる人」
倉本氏「日本人が大量に外に出て行かなければならない時代。それは技術を持っていたり、組織を運営するような立場であったり、そういう立場で外に出てってほしい」
小沼氏「日本企業にとって厳しい時代を、こんなに面白い時代なのかと思える人。危機的状況を、逆にイノベーションの源泉にできるかどうかが重要」
とそれぞれのご意見を頂戴しました。
3人のパネリストのお話しは共通点も相違点もあり、また会場からは活発に意見も出され、1時間半のセミナーはあっという間に終了しました。
ご登壇くださった3人のパネリストの皆さん、ならびにご参加くださった皆さんに改めて御礼申し上げます。