【動画】「AI時代に企業はいかに競争優位性を築くべきか」より抜粋

生成AIを活用し、自社の競争優位性を高めようとする企業が増えている。しかし、競争優位論の世界的権威であるユタ大学のジェイ B. バーニー教授は、『ハーバード・ビジネス・レビュー』に寄稿した論文で、「生成AIによって持続的な競争優位を築くことはできない」と指摘している。では、企業はこれからどのようにして持続的な成長を目指せばよいのか。本講演では、早稲田大学ビジネススクールの入山章栄教授が、バーニー教授に、AI時代における競争優位性の源泉について、デンソーなど日本企業の事例も交えながら話を聞く。

※本動画は、ダイヤモンド社が主催したDHBRイベント「AIとの共進時代に企業はテクノロジーとどう向き合うべきか」(2025年3月12日)において配信されたものです。

<Chapter>

01:03 生成AI時代、競争優位を得るために重要な3つの可能性
05:43 生成AIで先行者利益を求めるのは得策ではない
08:22 リソース・ベースト・ビュー(RBV)の観点で考える持続的な競争優位性
14:19 市場シェア9割を誇る、欧州企業ASMLの強み
20:10 日本企業が長い歴史と長期的な視点を持つ重要性(住友グループ、デンソー)